会社登記はなぜ必要?
会社は法が擬制(みな)して人格を与えた、いわゆる法人です。ですので、会社は私たち自然人と違いそもそも実体がないのです。
ですが、法が人格を認めた以上何らかの方法で目に見える形にしないといけません。そこで会社を登記することで会社の存在がようやく目に見えるようになるのです。
会社登記を確認することで会社の存在が確認できるので、その会社と取引をしようとする人は安心して取引ができるのです。
もっとも、最近では会社設立が以前に比べると容易ですので、会社の登記簿は確認できた場合でも注意が必要です。登記簿の確認は最低限必要ですが、実際にその会社が会社としての組織・実体を伴っているのかどうかの確認には十分注意を払ってください。